カリウム(K)の役割
ナトリウムが細胞の外に存在するのに対して、カリウムは細胞璧の内側に存在し、細胞の内側と外側での物質交換に関係しています。
つまリナトリウムと相反する関係にあり、組織細胞の浸透圧の維持に中心的な役割を担っているのです。
カリウムが増えると血液から細胞内に水分が移動し、その結果として血圧が下がる。
またカリウムが減ると逆の作用が働き、血圧が上昇します。
塩分(ナトリウム)の摂取が多く、カリウムの摂取が少ないと高血圧になりやすいのはこのためです。
つまり血圧はナトリウムとカリウムの量によって調整されているのです。
またカリウムは筋肉の収縮と弛緩の調整に働きます。
不足すると調整が不調になり、疲れやすくなる。
夏バテは、大量に汗をかくとともにカリウムが失われ、低カリウム血症を起こして発症することが多くなります。
カリウムは、この他にエネルギー生産酵素の活性化、たんぱく質合成への関与、腎臓の老廃物排泄の促進などの働きがあります。
カリウムは、主として細胞内液に分布し、生体の各種細胞機能の維持に不可欠で、ナトリウムやカルシウムなどと交互作用を営み、神繕系の刺激伝達と活動、筋肉の収縮と弛緩、心筋の興奮と収縮に、そして細胞内酵素の活性、内分泌の刺激、血圧の調整などに寄与しています。
カリウムの働き
- ・食べ物からエネルギーをつくるときに必要
- ・ナトリウムと一緒に働いて、身体の水分のバランスを保つ
- ・血圧を下げるのを助ける
- ・利尿作用がある
- 心臓の規則的な鼓動を保つ
- ・疲労感・脱力感を防ぐ
現在、日本人のカリウム摂取量は目標をほぼ達成していますが、近年カリウム不足が問題となってきました。
その原因として、調理による食品からのカリウム流出、ナトリウム(食塩)の過剰摂取によるナトリウム、カリウムの比率の上昇、高血圧患者における利尿降圧剤服用によるカリウムの排泄増加などが挙げられます。
ストレスやコーヒー、酒、甘いものもカリウムを減らす原因になり、また、腎臓の機能障害がある場合は高カリウム血症になることがあります。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:ミネラル
トラックバック(0)
http://blog.shigoto-shikaku.com/mt/mt-tb.cgi/6489


