セレン(SE)とは
セレン(セレニウム)は必須微量元素の一つで 細胞内にある抗酸化システムとして重要な働きをしている酵素にとって必要不可欠な存在です。
セレンは体内で酸化された脂肪酸、つまり組織を老化させ、動脈硬化の引き金などになる過酸化脂質の分解に働き、とくにビタミンEと協力して血液の流れを改善します。
アンチエイジングにとって欠かせないミネラルと言えるでしょう。
細胞膜などに含まれる不飽和脂肪酸は酸化されやすく、酸化されると過酸化脂質という有害な物質に変わって組織を老化させ動脈硬化の原因をつくりますが、このときセレンは過酸化脂質を分解する酵素の成分として老化防止の手助けをしています。
セレンの抗酸化作用はビタミンEの50〜100倍とも言われ、過酸化物を解毒する抗酸化酵素・グルタチオンベルオキシターゼの活性成分となり、60兆個の細胞を酸化還元反応によって活性酸素から防御し、老化を遅延することが判明しています。
それ以外にもヒ素、カドミウム、水銀有害物質が体内に入ると対抗作用を示して毒性を軽減するという働きもあります。
セレンの働き
- ・消炎作用
- ・狭心症や心筋梗塞の発作の予防
- ・抗がん作用
- ・抗酸化作用
- ・血液凝固の抑制
- ・水銀・カドミウム中毒を防ぐ
- ・精子の産出促進
- ・膵臓酵素の構成元素
セレンは土壌に多く含まれていないことが多いため、人はセレン不足に陥りがちです。
セレンが欠乏すると免疫力が低下して感染症にかがりやすくなり、酸化が早く進んで、爪や筋肉が弱って老化も早まります。
心臓発作、発がんのリスクも高まり、亜鉛とセレン不足が長く続くと味覚障害もひき起こします。
しかし、魚介類、海藻類、穀類、豆類、肉類に多く含まれており、日本人の通常の食事では不足の心配はほとんどありません。
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