亜鉛(Zn)とは
体内にある亜鉛はわずかな量の微量元素ですが、鉄に次いで多い元素でもあります。
亜鉛は筋肉、皮膚、ガラス体、前立腺、肝臓に多く分布し、男性の生殖器、とくに前立腺には肝臓の約2倍の亜鉛が含まれていることが報告されています。
人の体に果たす役割は大きく、200種類以上の酵素とともに働き、遺伝子やたんぱく質の合成を行う重要なミネラルの一つです。
亜鉛は多くのホルモン(インスリン、成長ホルモン、性ホルモン)が機能するために欠かせない重要なミネラルで、すい臓でインスリンを作る際に必要とされている成分です。
傷の回復や前立腺の機能とも深い関係があり、皮膚や骨格の発育・維持にも欠かせません。
感情のコントロールや記憶力の維持には、神経細胞の伝達がスム、ズに行われる必要がありますが、亜鉛は神経細胞間の刺激伝達物質を合成する成分で、脳の機能を高め、精神を安定させるために不可欠です。
亜鉛は免疫系と密接な関係があり、高齢者のグループに亜鉛20mgを補給したところ、免疫機能に著しい改善が見られ、減少した精子の数が増えた例もあります。
黄斑変性に対する防御効果も認められ、アルツハイマー症の改善も見られたという報告もあります。
骨粗髭症患者は血清と骨の亜鉛レベルが低いことも判明しています。
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