植物栄養物質を効果的に摂取するには
みなさん、野菜や果物をみてください。
赤、オレンジ、黄、緑、青、藍、紫 − まるで虹のように色とりどりの野菜や果物は、七色の色素それぞれに植物栄養物質が存在しています。
結局のところ、単一サプリメントではなく、こうした植物栄養物質を何十種類、何百種類と含有している野菜や果物を総合的に摂り入れることが大切なのです。
実際、たとえばサプリメントでβカロテンだけを摂っても、「心臓病にかかる率が少ない」などの効果は確認できません。
植物栄養物質をきちんと摂取するには、さまざまな色の野菜や果物を積極的に摂ることが第一です。
しかし、これまで述べてきたように、農作物の栄養は低下していますから、その補足として、野菜そのものをサプリメントにしたような栄養食品 − たとえば緑汁や赤汁など − を摂るとよいと思います。
ミネラルや植物栄養物質というものは、単一の成分サプリメントで摂取しようと思ってもほとんど効果が期待できないのです。
ただし、緑汁や赤汁といっても、酵素や栄養素が破壊されたものでは意味がありません。
粉末食品にする製法はいろいろありますが、酵素やビタミンをそのままに、ミネラルも逃さず植物栄養物質も摂れるようにするには、加熱することも冷凍することもできません。
一般に、フリーズドライ製法がいちばんよいと思われていますが、加熱しても冷凍に近い状態でも葉酸は破壊されてしまいます。
そのため、熱を加えずに低温処理によって粉末加工された製品を選ぶのが一番よいでしょう。
また、その原料となる野菜や果物が無農薬・有機農法でつくられたものであるかも非常に重要なポイントです。
たとえば市販の野菜ジュースなどは、加熱処理が義務づけられているために多くの栄養素が破壊されているのはもちろん、無農薬・有機農法などは望むべくもありません。
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